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新卒6年目の独り言.(6年目が始まりました.)

○アバター見た~ある意味リアル~

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アバター見ました。
青いほうじゃなくて、山田悠介さんが原作の小説です。

あらすじは、いじめられっこの主人公(橋本愛さん)がいじめ首謀者から強制的にSNSサイトに登録させられる。そのサイトでのアバター(ネット上の着せ替え人形)を着飾ることに夢中になる。そこで頂点を極めた主人公は今まで虐げられてきた人たちに復讐をしていくという狂気に満ちた映画。

 

 

話としては荒唐無稽でツッコミどころがありすぎる世界観ながら、そこを割り切ってみると妙なリアルさを感じました。見る世代によってはまさに日常やわ、と感じる人もいるかも。

僕らの世代は、小学生ぐらいに「ぱどタウン」、高校時代にTwitter、ちょうど大学に入った時ぐらいにLINEが流行しました。もはやそれをやっていないと、クラスメイトの資格がないみたいな勢いでした。 笑。これと同じようにおしゃれな家に設定し、コインみたいなのを必死に集めたことを思い出しました。書き込みのことをカキコって言ってましたね^^
久しびりに見てみると、すっかりさびれてしまったみたいです。

www.padotown.net

 

自分の義務教育時代を思い出した。
クラスの中での上下関係とか、必ずガキ大将の隣にいる腰巾着とか。
僕は、クラスの一軍ではなく二軍でのびのびとしていた中学生時代だったので、見栄を張る必要もなかった。この作品のクラスはガキ大将に全面降伏するか、虐げられるかの二択です。
これは、アバターの豪華さという一つの「ものさし(価値観)」のみが地位を決める基準になることの怖さを感じました。みんな違ってみんないいとはまさに真逆の世界。


はじめて映画を見てどの登場人物にも共感できませんでした。 笑
でも、社会ではおおっぴらに見えていない部分が多く描写されていたように思います。
ギブアンドテイクの関係といいながら生徒と関係を持とうとする教師などなど。。。
おてんとさんの下を歩けない奴ばっかり 笑。

人間って切羽詰まった時に本性が出るっていうけど、頂点を極めたときにも本性は顕著に出ると思う。なんでも自由ならば、どうふるまうか。


アバターに限らず、はまりすぎは注意。
自分の価値観。

 


ちよさく。