〇「やりたいこと探し病」の就活中の当時の自分に伝えたい
こんばんは。一週間お疲れさまでした。
今日は就活の時に抱いていた、「やりたいこと探し」について書きたいと思う。
就活では面接やエントリーシートで頻繁に「やりたいことは何ですか?」と聞かれた。
就活前半では、無理やりその会社でできそうなことを作って話していた。たとえば、地域活性化とか人と向き合いたいとか。当時は当時なりに本気で思っていた。でも途中からこれ本当にやりたいことなんかなあって疑問に思うこともあった。
でも周りの就活生もそれっぽいことをいうので、やりたいことがないのはまずいという焦りの気持ちが大きくなった。でも途中からはやりたいことなんてないことにはっきりと気づき、自分の感覚がマヒしていることに怖さを感じたことを覚えている。
働き出してから気づいた「やりたいこと」
まずはじめに、そもそもやりたいことなんて「なくていい」んだと気づいた。
働き出してからやりたいことよりもやらなくてはいけないことが仕事だったから。
そんな特にやりたいことではないこと=仕事の中で、どうやってそこそこモチベーションを保ちながらやっていくか。それが社会人になってからのぶつかった壁だった。
その中で気づいたことは、改めて僕にやりたいことは、なかったこと。
やりたいことよりもどういうやり方をするかを大事にしたい気持ちが強いこと。そのやり方が数ある選択肢から選ばれた基準の優先順位に共感できるかどうか。そんなことが大事だと気が付いた。
僕が大事にしたかったことはやりたいことではなく、やり方にこだわりを持てるかどうかだった。
正直、決められた中で最高の成果を出すために非効率なやり方は淘汰される。自分のやり方に固執していては、進歩しないことも事実。そんなこだわりと受容とのはざまの中でも自分が心地よく仕事するために工夫していることがある。
1.自分が選択するやり方の背景と理由を説明できること。たとえば、非効率だがこうすることで副次的な効果もあるなど。指示があったやり方を試してみてから。説明するときは目的と手段、事実と感情を分けて説明する。
2.社内で話を通しやすいように日ごろから成果を上げておくこと。譲れるところは譲り、ここは譲れないという部分だけ普段の成果を盾に主張する。日ごろから反発しているとまた反発しているヤツが何か言っていると捉えられ、内容が相手に届かなくなる。
3.気が進まない仕事を任されても、やがて「やらざる得ないこと」が早めに回ってきたと考えること。なんでも経験だととらえ、失敗したら失敗の理由を考え失敗のまま放置しないこと。
そんな感じでやってたら、おおおそ今のところ大きく嫌な思いもせずになんとかやってこれている。一番は周りに恵まれているんだと思うけど。
このこと、就活中の当時の自分に届けたいな。
大事なのは「こと」ではなく、「どういう状態・働き方」だよって。
おやすみなさい。
ちよさく.