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新卒6年目の独り言.(6年目が始まりました.)

仕事上の気持ち。積極的に諦める #この1年の変化

明日はおやすみ。

このごろ祝日が楽しみに生きています。

実は仕事がしんどくて祝日までの日付を指折り数えています。

今日はここ一年の仕事での気持ちの変化について記録してこうと思います。

 

自分は今営業職でチームを持っている。

メンバーの人数は自分を含めて6人。僕の役割はリーダー。

去年の7月に編成があり、リーダーは2年目になる。

前回のチームはメンバー個々が自由にのびのびと動いてくれたら勝手に成果が上がるようなメンバーで構成されていて非常に楽だった。ただ、僕はいるだけって感じである意味メンバーのご機嫌取りだけしていればよかった。

去年の7月から編成された今のチームはむしろ真逆。各々の自力だけでは正直、目標達成は厳しい。

僕は多くの人間に好かれたい欲よりも本当に身近な人間と仕事上支障がないぐらいの関係性を作りたい欲のほうが強い。

なので逆に言うと、自分が関わらせてもらうメンバーはちょっとでも成長したなとか感じてもらえたらいいなと思っていた。

このメンバーにはこうなってほしいとか強みをさらに伸ばして、弱みはこうやってフォローしながらなんてことを考えていた。

2年目ということもあり、気合も入っていたのかもしれない。

 

そういった考えのもと、改めてほしいことやトラブルが発生するたびに面談などを設け相互の理解につとめていたつもりだった。

それは自分が前の職場で上司からただ一方的にやれと言われるのは嫌だったから。

本人の理解と納得を第一にただやれというのではなく、しなければいけない理由や目的などを丁寧に説明した。そうすることでメンバーの成長に寄与したい、その結果チームとしての目標指標を突破したいと我ながら真面目に地道に取り組んだつもりだった。

 

そんな半年間が過ぎた。あー!しんどかったあ。

気づいたことが2つある。1つ目は僕の考えを押しつけ続けていただけだったこと。

メンバーが仕事をしていて少しでもうまくなりたい、できることを増やしたいと思っていると当たり前のように思っていた。メンバーがどう思っているかを確認することなく、自分がそうだから相手もそうだと決めつけて動いていた。

2つ目は人間は変わらないということ。

僕は本人が理解し納得すれば改善の方向に自走すると思っていた。

たった一回のきっかけでは年配者の今まで培った考え方は変化しない。

考え方を変えることなんてできないことに。

 

今後はいい意味で変えるとか成長するとかはあきらめて、肩の力を抜く。

与えられた目標を超えることもままならない状況ならば、変えるのではなくもっと対処療法的な対応で数字に直結するような行動が必要だと思う。

実際そのほうがしんどくないと思った。

変えられるもの、変えられないものを見極めて、優先順位をしっかりとつけていく。

よく聞くような話だけど身をもって体感できた。積極的に諦めるみたいな感じ。

 

でもきっとただ与えられた数字を超えるだけはきっと飽きてくるなんだろうなあ。

数字を超えるより、自分とかかわってくれた人の変化のきっかけになったほうが嬉しいから。まあ、そんな仕事の面白さとかやりがいを感じられるくらいにチカラを身に着けていく必要があるなって感じた半年間でした。

 

どういったところに面白さを感じるかって働く前はただ、目標達成できたしか浮かばなかったけど、人に変化を与えられた!とか自分の意見が通った!とか上司よりメンバーから感謝される!とかいろいろあるんだなって思った。

就活前の自分が想像できなかったな。

 

ちよさく.